でこぼこぷらす+

調べたことを忘れないように書き留める備忘録+α。

君よ、君が君であるために


○石鹸屋「TOHOHUM」より バトルフィールド・アシンメトリック

 

この東方アレンジを初めて聞いてからずっと惚れ込んで聞いている曲。

ギターのリフから歌詞から歌声からコーラスまで、

何もかもが好きすぎて全然飽きる様子がなくて困っちゃいますね(照れ顔)

 

この曲の歌詞自体は原作的には恐らく八坂神奈子洩矢諏訪子に向けた愛憎入り混じった感じ。

けど、これを書いた石鹸屋のhellnianさんの歌詞というのはとても想像のしがいがあるというか、

あらゆるキャラに当てはめても美味しいのでこれがまた困っちゃうんですよねぇ。照れ顔。

 

その例を挙げるとすれば、やっぱりイナズマのてるみんことアフロディとか。何せ神だし。

例えばアフロディに恋焦がれる女性がいたとして、彼もその気持ちは気づいている。

けれどその人は自分に近づこうとしない。

その素振りから、どうやら自分に自信がないようだから近づけないようだ。

 

そんな女性に、アフロディは「彼女の迷いすら解せないようで何が神様だ」的な考えで自分から近づいて、一言だけ言葉を掛ける。

「遠目から僕を眺めているのは勝手だけれど、眺めているだけでは僕は君に振り向かない」

 

こんなかんじで相手して欲しいなら対等な立場に来てみろ、みたいな。

 

後はちょっと切り口を変えて闇堕ちしかかってる風丸くんなんかも合いますね。

2番Bメロの「明日知れぬこの夢に 君の目は何を映す?」って所なんかは、

エイリア編の円堂くんに対する期待や不安が入り混じってる感じに見えなくもないです。

それとラスサビの「せめて、愛し君を奪うのが最善だと思う心が憎い」って部分は、

完全に力に染まってしまった自分が春奈ちゃんを手に入れる為にはもう"奪う"しかない、

そう思ってしまう自分が憎いって読み替えるととってもニヨニヨです。

 

 

余談ですが、ゲーム版イナズマ2の最後の方にあるイベントでマネージャーが誘拐された時、

その時に出てくる一枚絵の春奈ちゃんの胸が意外と大きかった覚えがあります。

でも10年後はあんまり膨らんでませんでしたね。