ウィンド・スプリング
イナズマイレブンって作品がある事を知ったのは、丁度レイトンの1作目(だったかな)に付いてきた体験版をプレイした時の事でした。
で、やってみて一言。
「なにこれ、すぐボール取られるし意味わからん」
当時のとっつーさんにはあの操作方法が全然手がなじまなくて、2回程プレイした後は早々に放っておいた覚えがあります。本編のレイトン教授は面白かったです(重要)
そんな最悪な第一印象だった作品なので、まさか自分がこのジャンルにどっしりと腰を据える事になるとは思ってもみませんでしたねぇ。
よもや、あのユリリタと肩を並べる程度に好きと言えるカプに出会えるとは夢にも思ってなくて。
なんというか、気がついたら沼にいたって感じです。かぜはる。
これはつくづく思ってる事なんですけど、やっぱりキャラっていうのは「影」な部分があってなんぼのもんだと思います。
で、この風春ってカプには、それぞれのキャラの影部分がハッキリとしていて、どうとでも捉えられるように妄想が膨らむ余地が多分に残されているのが非常に良いのです。
例えば風丸くんはダークエンペラーズの負い目みたいな物がありますし、春奈ちゃんには元孤児って言う過去がある。もうこれだけでワクワクします。
ワクワクします。(二回目)
残念ながらイナズマシリーズを通して、その辺の話を具体的に掘り下げる事はありませんでしたが、そう言う公式設定があると言うだけでも色々と妄想が捗るので良し。
なにもなくてもそれはそれで妄想が捗りますけどね
風丸くんの抱く後悔は春奈ちゃんが赦す。
じゃあどう赦すのか。
春奈ちゃんが感じる孤独は風丸くんが埋める。
じゃあどう埋めるのか。
というように、影であり闇であって「かさぶた」である部分を、どう軽く引っ掻いて行くかを楽しむのが自分の書きたい風春なのかな、みたいな。
ほら、かさぶたを直接ひっかくと剥がれますけど、その周囲を軽くひっかくと痛気持ちいいじゃないですか。あんな感じです(どんな感じだ)
そうやって少しずつかさぶたの周りを引っ掻いていくような風春を書きたいとは思ってるんですけど、実は春奈ちゃん関係のかさぶたはまだ書いたことないんですよね。
一方で風丸くんのかさぶたはもうコレでもかと言わんばかりに穿り返してるんですが(笑)
あ、勿論単純に先輩後輩な風春もかわいいと思いますよ!………自給自足できないだけで。
風丸くん、スペックが化け物みたいなイケメンだから普通に慕われてそうでね。
春奈ちゃんから「二人目のお兄ちゃん」みたいな目で見られて困惑する風丸くんも良いです。
そして妹っぽく距離を詰めつつここぞという時に女を見せる春奈ちゃん。あざとい。
あ、私の中ではどういう場合でも春奈ちゃんは結構計算高めな娘だと思ってます。
孤児キャラってどうしても頭良く見えるのは私だけかなぁ。